源堰堤、大正9年の砂防堰堤は現在補修工事中
山梨県、南アルプス市にある御勅使川上流の芦安堰堤へ行った帰りに源堰堤も見てきました
源堰堤は、御勅使河川(みだいがわ)堰堤群の一つとして土木学会の選奨土木遺産に認定されている砂防堰堤
大正9年竣工で、堤防高は8.8mとそれほど高くありませんが(芦安堰堤は増設したアーチだけで7.5m)堤頂長109.1mと他では見ない大きさ(長さ)で、御勅使河川いっぱいに造られている石積みの堰堤は、ちょっと「のんびりした迫力」です
「あーでっかいなぁー」って、来る前にコンビニで買ったおにぎりを食べながらぼーっと眺めて癒されておりました(笑)
選奨土木遺産の看板には、当時最大級の高さ、大きさ、美しさが選定理由と書かれております
芦安堰堤は高さとアーチを増設している構造が特徴的でしたが、この源堰堤は石積堰堤の美しさと長さが特徴です
現在補修工事中でちょっと分かりにくいのですが、水抜き(穴の開いているところ)の下が曲線形状になっており、ここがポイントらしいのですが残念ながら見ることが出来ませんでした
補修工事の案内板には施工前の写真が貼られており、少しだけ堰堤の曲線形状を確認することができます
内部は粗石コンクリートの練石積み構造
この工事では赤い場所を補強し、その下の曲線部は手を付けないようなので施工後にまた見に来るのが楽しみです(笑)
工事中で近くまで寄れないので、道路脇でおにぎり食って眺めるしかないのがもう残念で残念でw
今年度の山梨県での仕事がナントカ終了したので、また4月以降で仕事が出てくれば見に来ようと思います
山梨県の役所で見つけたポスターがちょっと良かった
罠ガール(緑山のぶひろ)、kindle版で読んでます(笑)