西荻窪のピンクの象と防火用水と赤提灯
杉並区、西荻窪駅の南口、仲通り商店会のアーケードを抜けて少し行った所で見つけた防火用水の水槽
西荻窪駅南口を出ると正面にあるのが「西荻南口 仲通街」の入り口。関西ではよく見るけど東京では珍しいアーケード街。間口が狭く、このゴチャゴチャ感が大阪の商店街を思い出させる。
この商店街には、アーケードから吊られている西荻のアイドル「ピンクの象」がいる。今まで西荻に来ると何時も酔っぱらってあまり「この象」を気にしたことがなかったけど、久しぶりに素面で来ると結構気になってしまう。
家に帰ってあらためてネットで調べてみると、「この象」は平成29年から登場した三代目らしい。かれこれ〇十年この辺りを徘徊していたから、二代目も見ているはずなんだけどまったく記憶にない。
その二代目、どういう経緯かまでは書いていなかったけど新潟県佐渡市に引き取られたらしい。いつか佐渡へ行く機会があったら是非探して再会(姿が思い出せないけど)したい。
因みに足についているのは商店会の不動産屋のマスコット「にしぞう」。
アーケードは短くピンクの象を通り過ぎるとすぐ出口。ここからアーケードの無い南通り会の商店街へ。
南通り会の商店街を少し歩き、古い家が立ち並ぶ脇道を覗いてみると、奥に漂うアヤシイ感じ。
・・・ゴミ箱と見紛う姿に、うっすらと見える「防火用水」
水槽には蓋がされており、何かに利用されている感じはない。劣化して減色したプラスチックのゴミ箱と同化している感じもあり、違和感なく周囲に溶け込んでいる。
ちょっと見にくいけど、右書きで「防火」縦に「用水」の文字を確認。そうそう、ピンクの象じゃなくこれを見に来たんだ(笑)
ピンクの象を見に来たのか、防火用水を見に来たのよくわからない帰り道、線路沿いの横丁は後ろ髪を引かれる思いの西荻窪でした(笑)