荻窪、日の出街で埋まっていた防火水槽、と
荻窪駅の西口を出てすぐ、「日の出街」の商店街を歩いていると防火用水の水槽が埋まっていた
荻窪だと、北口にある銀座街や教会通り、南口のすずらん通りなど、面白い商店街が多くあるなかで、比較的小さな商店街
この辺りも結構飲み歩いたけど、これは気が付かない(笑)
不動産屋の屋外階段の下。半分以上埋められて、エアコンの室外機が置かれている姿は全く違和感がなく、もともと「その為に」そこにあったかのような佇まい
文字は確認できないけど、形は防火用水の水槽
ちょっと掘ったら何か文字でも見えるんじゃなか?って誘惑に駆られる(笑)
久しぶりに荻窪の日の出街を歩いてみたけど、知っている店がほとんどなく記憶も曖昧で不思議な感じがする
この通りの突き当り、ビルの二階に「番小屋」という居酒屋があり、職場の先輩によく連れて行って貰ったのもウン十年前
この界隈では古くからあった居酒屋。照明を落としたコの字のカウンターの中で、シャキシャキした「お母さん」が一人で切り盛りしていた
何時も混んでいて、土地柄何だろうか? 独特な雰囲気の常連が多くいた店。世界が違うなぁって感じていた二十代の若造には、この店のファンでいられるだけで十分だった
そうそう、此処だ、十年ほど前に店は暖簾を下ろしているけど外観は昔のままのような気がする
懐かしくて何となく来てしまったけど、お母さんに「○○さん、」って呼んで貰えるようになったのがとても嬉しかったのを思い出していた。