神田煉瓦アーチ高架橋付近を散策してみた
新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除された最初の休日、神田駅付近から「煉瓦アーチ高架橋」沿いに「帝都高速度交通営団のマンホール蓋」を見てお茶の水駅まで歩いて帰ったときのこと
神田駅から万世橋の中山道までは比較的人通りの少ない高架橋沿い
靖国通りから神田駅方面を見る。煉瓦の第2小柳町橋「高架橋」、靖国通りを渡る緑色の鋼橋が小柳橋「架道橋」、因みにこれが鉄道じゃなく道路だったら「跨道橋」w
この付近には「帝都高速度交通営団」のマンホール蓋、橋台には真鍮の「標準断面図プレート」が張られており、「明和電機のマンホール蓋」や「二の字地紋、鉄道省時代の右書き特電マンホール蓋」などなど、とても充実できる場所
神田駅からここまでの高架橋には見つけられなかったが、この辺りから高架橋の装飾が多くなってくる。いや、残っていると言うべきか?
中山道側の橋台の上部にはレリーフ調の銘板(だと思うが)が飾られている
うっすら何か見えるような気もする。旧万世駅のマーチエキュートで見ることが出来る円形のメダリオンと同じ趣旨なんだろうか?
気になって神田駅方向へ戻ってみると、見逃していたけど橋脚に何だか怪しい窪みを発見。ただ、笠石っぽいのは見当たらないし、あのような銘板がスッポリ入っていたのかどうかは不明
ぶらぶらと赤提灯を横目に万世橋へ
万世橋、昭和5年に架けられたアーチ橋
この橋には、船着き場や細長い窓が並んでいる小部屋が付帯しており、色々と面白そうな場所
旧万世駅、マーチエキュート神田万世橋へ
ここで、初めて人が立っていない写真が撮れた(笑)
旧万世駅の天端には、レリーフ調の銘板の上に煉瓦の「飾り積み」まで施されている
この日は5月末で、マーチエキュートもまだ営業再開されていなかった。観光客がいないので人もまばら
旧万世駅があったからだろうか? この辺りから橋脚に見られるのがメダリオン、円形のレリーフ調の銘板(だと思うけど)。メダリオンは新橋方面でも残っているらしいので、また改めて探しに行こう
ここなんか、アーチのキーストーンに立派な装飾が施されいる
他にも
神田川に面する橋脚部には、御影石の隅石が設けられ補強する細心の設計
また、反対側にはこの隅石を設けない経済的な感覚
流石だなぁ
この辺りは、旧昌平橋駅
お茶の水駅に近づいてくると、補強にもアンカーが使われたり装飾も少なくなってくる