石仏の里、望月にある日本一の道祖神
長野県佐久市、国道142号線の望月地域にあるのが「日本一の道祖神」
望月には道祖神が140体ほど祀られており、3000体以上の石仏が建立されていることから「石仏の里」とも言われている地域
佐久市を立科町方面へ走っていると、旧道へ入る交差点の脇に望月宿の石灯篭とちょっと不思議なスペースがチラッと見えたので車を停めてみた
中山道の望月宿、平安時代から朝廷へ献上する馬の産地としても有名で、以前「野馬除跡」の看板を見に行っただけで何の情報もないブログを上げたことを思い出した
あ、今回もあまり変わらないか・・・・・
望月宿の石灯篭の奥に、私のなかでは「小さな石像」のイメージがある道祖神がドーンと立っていた
その脇に「日本一の道祖神」と書かれた白い杭
帰って調べてみると、大きさが日本一らしく、高さ2.3m、幅2.2m、重さ7tと「むらおこし道祖神」の名前で建立されたものらしい
昭和62年に旧望月町が立てたというから、それほど古くはない
案内板には「おいでなんし望月へ」、長野の方言なのか看板やホームページなどでこの「おいでなんし(いらっしゃい)」という言葉をよく見かける
花魁言葉(おいらんことば)で「ありんす」や「ござりんした」などがあるけど、この「おいでなんし」も花魁言葉としてよく聞く言葉
田舎出身の訛りを隠すために生まれたのが花魁言葉だけど、こうやって方言として読んでも艶っぽく聞こえる
因みに長野県では、400体の道祖神が祀られている安曇野市が有名、市のホームページでは道祖神マップなんかも見ることができる
まあ、仕事終わりの寄り道ではどうにもならない数ですねぇ・・・
旧望月町のマンホール蓋はやっぱり「望月の駒」(朝廷に献上する馬のこと)
キャラクター物が悪いとは言わないけど、マンホールの蓋って、その地域の特徴や歴史がデザインされたり、ずっと残しておきたいって思うものが良いと思うんだけどなぁ
誤解を生みそうですけど、北斗の拳は大好きです!
この日は「日本一の道祖神」を見て(仕事をして)、また「一本胡桃」を覗いて東京へ