日本で2つしかない橋を見に来たんだけど・・・
埼玉県秩父市にある荒川橋、ブレースドリブバランスドアーチ橋
この形式の橋梁は、日本に埼玉県秩父の「荒川橋」と栃木県那須塩原の「晩翠橋」の２橋しかない
ここ数か月、碌に休みもとれずプレッシャーでボロ雑巾の様になりながら本業と副業にいそしんできた。これがやっと一段落した久しぶりの休暇なので、ずっと温めておいた「日本に２つしかない橋」へ行こうかと(笑)
このご時世、埼玉から那須塩原まで橋を見に電車に乗ってウロウロ出歩くのは気が引けるので、比較的近場の秩父へ「ブレースドリブバランスドアーチ橋」を見に行くことにした
何度も言いたくなる素敵な響き、あぁ～「ブレースド、リブ、バランスド、アーチ」
秩父へは、西武鉄道のレッドアローに乗るとあっと言う間に着いてしまう
全席指定だし、それほど混んではいないので優雅にコーヒーでも飲んでいると早々に西武秩父駅到着
御花畑駅もちょっと不思議な感じの駅
大正６年に立てられた駅舎の向かいにある街路灯には「皇太子殿下御成婚記念」のプレートが残っている
左が下り路線の新橋で、右が上り路線の旧橋「荒川橋」
今日の目的、昭和４年竣工の旧橋荒川橋、ブレースドリブバランスドアーチ橋
新橋のほうの親柱には「荒川」の文字
旧橋の親柱の橋名板には「荒川橋」
照明灯は新しいけど、親柱は建設当時のものが残されている
なかなかいい感じの親柱、期待が膨らんでいく・・・・
橋を渡りながら見下ろすと、河原はキャンプ場になっている
結構高い、河がカーブしている。一抹の不安がよぎったのは確かである
渡り切った左岸側の親柱、橋名板にはひらがなで「あらかわ」の文字
ここを右に曲がってキャンプ場へ降りていくんだけど、衝撃の事実が発覚
キャンプ場は冬季閉鎖しており入れないとのこと
また、キャンプ場を通らずに河原へ降りる道を付近の人に聞くと「ないねぇ～」と即答される
諦めきれず
「どこか、ないですかね？」
「う～ん、ずっと上流のほうから川を歩いてくれば・・・・」
諦めました、軟弱なので（苦笑）
仕方がないので、新橋のほうから覗きこんで帰ることに・・・
う～ん「バランスド」が見えない、これじゃあブレースドリブアーチ橋じゃん
ここから左右にバランスをとって展開するアーチが見られるはずなんだけど
・・・よく分からない
ブレースドリブ「・・・」アーチは綺麗なんだけどなぁ
未練がましく同じような写真ばかり撮ってる
未練がましく振り返った１枚で終了
まあ、比較的よくあることで珍しい事じゃない
（と、自分に言い聞かす）
山間部でばっちり全景が見える橋なんてそうそうないし、仮に下まで降りても川がカーブしており全景は拝めなかったんじゃないかと思う
（ようにしている）
帰りは近くの「道の駅あらかわ」に寄ってから、秩父の街で食事でも、なんて考えていたけど、そそくさと帰ってきた
帰りの電車で食べたみそポテトは美味しかった
・・・那須塩原へ行こうかなぁ
