御茶ノ水駅周辺にて、聖橋から
厳しい建設業界の年度末もとっくに終わり、4月はちょっと「ノンビリするはず」だったんけど、繰り越しの業務やなんだかんだでダラダラと忙しいままゴールデンウイークを迎えそうです
それでもこの日は、出版社から「新しい企画があるんですけど打合せしませんか?」ってメールを貰い、仕事も忘れすっかり浮かれポンチな気分でいそいそと出掛けていった
好きでやってる副業って忙しくても嬉しいんですよね(笑)
天気も良かったので、御茶ノ水駅から神保町までブラブラ歩いて行くことにしてホームに降りると、目の前に「聖橋」
「聖橋」、関東大震災の復興橋として昭和2年に竣工した鉄筋コンクリートアーチ橋
神田川に架けられたこの橋は、左岸側の湯島聖堂と右岸側のニコライ堂(東京復活大聖堂)を結ぶことから「聖」の名前が付けられたらしい
2017年に完了した長寿命化工事の保護コンクリートがまだまだ新しく、貫禄のあるアーチ橋がちょっと恥ずかしそうにしている(ように見えてしまうw)
デザインがコンクリート打放しだし、欄干も全てコンクリート。上京して初めて見たとき欄干が無いように見えて工事中だと思っていた無知な田舎者(笑)
御茶ノ水駅のホームを跨いでいる聖橋、いやいや聖橋の下まで御茶ノ水駅が延びたのでホームにこんな不思議な空間がある
ホームの真ん中にある壁、通路のように開いている穴(笑) 駅から外堀通りへ出ると分かるんだけど、これは聖橋の橋脚
御茶ノ水駅の聖橋口から出ると平仮名の橋名板。この橋名板にはルールがあって、平仮名の橋名板が付いている方向が「道路の終点側」の出口
漢字の橋名板がついているのが「道路の始点側」の入口
一般的に国道等は日本橋側が起点と考えられているので、始点側(橋の入口)がニコライ堂なんだけど、此処では湯島聖堂側が入口でニコライ堂側が出口
皇居方面へ向かっているのかな?
この橋も勿論、土木学会選奨土木遺産。左岸側(湯島聖堂側)にプレートが綺麗に設置されていた
シンプルで好きです
ここの転落防止柵には「ニコライ堂」、どこかに湯島聖堂もあるのかな?
基本寄り道中だし、この辺りだとすぐ来ることが出来るのでチェックが甘いw
左岸側、外堀通りから見上げると奥が神田川に架かるアーチ橋。手前は外堀通りに架かる鋼製の桁橋。橋脚は駅のホームで見た「あの壁」と「通路の穴」だ(笑)
この後、まだ少し秋葉原方面にある昌平橋、松住町架道橋、神田煉瓦アーチ高架橋辺りをウロウロしています
どこへ行くにも、何しに行ってもやっぱり寄り道(笑)