永代橋のスキなトコ、だらけ
出張先から東京メトロで茅場町駅に近づいたとき、もう居ても立っても居られなかった
結構中途半端な時間だったこともあり「しゃあ、私はここで・・・・」と言い残し、地下鉄から(仕事から)逃げ出した(直帰した)
ここ数か月、本業と副業と〆切と工期に追われ、結構精神的すり減っていたんだと思うし、疲れていたんだと思う
だから、ちょっと癒されに大好きな永代橋へ
大正15年竣工で、3径間カンチレバー式タイドアーチ橋
隅田川の右岸側から見ていきます
選奨土木遺産のプレートには「帝都を飾るツイン・ゲイト(永代橋)」とあり、上流の清州橋とセットにして第一回選奨土木遺産選定されています。
清洲橋が女性的なイメージってのはよく分かるけど、永代橋が「筋骨隆々とした男性的イメージ」には同意しがたいなぁ
ソリッドリブアーチ「だから」なんだろうけど、それでもあの柔らかいアーチと橋門構と上横構の繊細な佇まいを見ながら毎回「ぼやいている」ような気がします(笑)
これくらいの橋になると、裏から見ても美しい
リベットがまた何ともイイ感じ
支承はピンローラ支承、右にあるのは耐震補強で設置した水平力分担装置
もう少し水位が下がれば橋脚の石貼りが見えるのになぁ
もう、何処から見ても美しい
橋を見に来ると、上流側、下流側を往復して歩き、写真を撮って、製造プレートや塗装記録表などを探しているので、結構長時間ウロウロしております
たまに、しゃがみこんで写真を撮ったり
空を見上げて写真を撮ったり
アーチを撫でてニンマリしていると、もう立派な不審者
仕事の帰りに寄り道して、作業服にネクタイでいるとまだ関係者っぽいんですけどね(笑)
時間帯で中央車線が変わる信号機は愛嬌があり面白い
そして、雄大なソリッドリブアーチ
比較的繊細な橋門構とトラスで組まれた上横構、カワイイ照明
「スカイツリーもまだまだカワイイもんだ」って腕を組んで呟いてしまう
隅田川の下流側、左は晴海運河、「ふふん ♪」って感じで眺めている
ここでプレート発見
「大正十五年 川崎造船所製作」とあります
プレートも一緒に塗装してしまう橋が多いのでガッカリするんですが、これは嬉しい
いやぁ~癒されました
この日は元気が出たので、このまま直帰しました(笑)
こっちは重要文化財の碑ですね
指定の意義って、結構しっかり書かれてあるのでチョット真面目に読んじゃいました(笑)
それではこの辺で、わざわざ見に来て頂きありがとうございました