中浜名橋、9連アーチで弁天島から湖西市へ
JR在来線で浜松の弁天島駅を通るとき、海側を見ているとチョット気になる橋が浜名湖に架かっている
昭和7年竣工の中浜名橋、浜名湖に架かる9連のコンクリートアーチ橋
よく見る他のアーチ橋は、アーチと床版の間がコンクリートで間詰めされているけど、この橋はコンクリートで支柱が造られており、なかなか目立つカッコイイ橋
「また今度ゆっくり見に行こう」リストの一つだったけど、ちょうどこっち方面で仕事があったので寄り道w
弁天島駅って初めて降りた
駅から歩いてすぐ、浜名湖を渡る歩道橋が中浜名橋
もともとは自動車も通っていたけど、海側に国道一号線の新しい橋が架けられ、現在は歩道橋として使われている
電車に乗って此処を通るたびに、この中浜名橋の9連のアーチを「カッコイイなぁチクショウ」って「ぼやく」ように眺めていた
だいたいは、上手くいかない仕事の帰りw
欄干にもスリットが入っており、細かいデザインも凝っている
弁天島駅から湖西市側に渡って海側から見た感じ、右側が国道一号線
床版とアーチを繋ぐ支柱部分もアーチっぽく抜かれているのが見える
ここは、単純に重量を軽くしようとしたのだろうけど、上手いなぁ
施工、難しそうだな(笑)
若い頃、変な図面書いて現場に呼び出され
「ニイチャン、鉛筆でピッピッピッて簡単に図面書くけど、型枠組む時の考えてっかぁ」
って年配の職人さんに言われたのを思い出す
あさりの舞ちゃんの碑と、
山頭火の句碑「春の海のどこからともなく漕いでくる」が公園内にあった
海の向こう、干潟に立つ弁天島のシンボルタワー赤鳥居と浜名大橋
こんなモノも発見(笑)
ここは船に乗って赤鳥居のところで潮干狩りも出来るので、寄り道じゃなく観光で来てみたい