駒形橋、中路式のアーチと上路式アーチの一体感!
隅田川に架かる駒形橋
年末に蔵前橋、厩橋と歩いてきた続きで駒形橋
隅田川テラスの案内板ではこの位置、右岸側を歩いていたので右側が下流の厩橋、左側が上流の吾妻橋
昭和2年に竣工された駒形橋は、中央径間が中路式ソリッドリブタイドアーチ橋、側部両径間が上路式ソリッドリブアーチ橋となっている3径間のアーチ橋
全体を眺めてみると、中央径間が中路式になっていることで、側部径間の上路式アーチと絶妙の一体感があり、これがなかなかカッコイイ
中央径間の「中路式」って、橋桁がアーチの上でも下でもないアーチの途中にあるタイプ。ほんの少しだけど橋脚の付近で橋桁の下にアーチが潜り込んでいるのが見える。これで「中路式」
右側の側部径間は、橋桁がアーチの上にあるので「上路式」
左右中央で上路式と中路式とタイプが違うのに全体的に一体感がある。おそらくこの橋脚の重厚なデザインがイイからなんだろうって思う
橋脚の上はバルコニーっぽくなっていて、側部に付いた照明のデザインも、色もイイ
もう吾妻橋も近いので、アサヒビールの金のオブジェも見えてきた
アレが出来た時、さんざん色々言った記憶があるけどもう見慣れてしまったし、ないと寂しいんだろうな(笑)
親柱に設置されている照明とスカイツリーとアレ(笑)
このタイプの照明は橋脚の所にも設置されており、左右上下流合わせて計4本。スカイツリーとイイ感じでお似合い
下流の厩橋は無骨でなかなかのインパクトだったけど、こちらは上品なデザイン
何かに「アール・デコ様式のモダンなデザイン」って書いてあったけど、イマイチ理解できなかった
橋の袂には、駒形橋の名前の由来等も書かれている記念碑があったりする
こちらは、橋脚に立っている街燈。親柱に設置されているのと同じデザイン
半円に膨らんでいる所が橋脚上のバルコニー
橋脚のバルコニーから右岸側を見ると、ホームベース状の扉が気になるけど(笑)
この照明も橋脚に設置されていたものと同じデザインで統一されている
左岸側に設置されているプレートは昭和61年の整備工事
厩橋のような来歴のプレートがあっても良さそうだけど、あまり写真を撮っていない。たぶん厩橋のインパクトが強すぎて忘れているんだと
この後、上流の吾妻橋へ向かいます(笑)